白菊ほたる -イン・ザ・フロンティア-

はじめに

この記事はやきゅさんが作成したジョンベベベント・カレンダー23日目(12/23)の記事です。
adventar.org
今年もやってきましたジョンベベベント・カレンダー。
もう去年の記事を書いてから一年が経とうとしているようです。早いですねぇ……。
今回もほたるの記事です。ほたるof白菊。ほた菊です。
今年もまた、こうして発信の場を頂ける事にこの場を借りて感謝を申し上げます。

 

20日に公開された13歳さんによる、
andrew.hatenablog.com
から、遅れが続いてカレンダーへの投稿がされていないようですが、12月は師走と申しまして各々色々な場所でご活躍なされているものかと思います。
THE@TER CHALLENGE!!とかあって忙しいよね。
うちのもう一人の担当アイドル、如月千早も奮闘中でございます。
何卒よろしくお願いいたします。

さて13歳さんの記事、意地が感じられて面白いのでこちらも是非読んでみてください。
これって、そういう話だったんだw
たゆまぬ挑戦心は見習っていかねばならぬなぁと感じた記事でした。

ちなみに明日は鳥唐さんによる「ネクスト・ステップ」。
どんな記事になるんだろうなー。マッタクゼンゼン、ヨソウモツカナイナー。
沢山担当アイドルがいらっしゃる方ですが、同じほたるPの方でもあります。
2連ほたるだ!つまり、ほたるほたるでほたほただっ!楽しみですね!

■'Cause I love you!

実は書きたい事は沢山ありました。
色々な事を書こうと思いました。
調べて、写真を撮って、吟味して。
でも全てのプロセスで泣いてしまって。
反面筆は全然進まない。

これはもうどうしたものかと。そう、思いました。
ならばそれはそう、もうそのままに書きつけるしかないじゃないですか。
それが今の自分の言葉であって、嘘偽りのない心なのだから。
そうして今、このページがあります。

■瞬く星が悔しいくらいに眩しいから

あなたは、「シンデレラガール総選挙」というイベントを知っていますか?
あなたは、「歴代のシンデレラガール」を知っていますか?
あなたは、「今年の上位入賞アイドル」を知っていますか?
眩しい。本当に。悔しいくらいに。
凄いし、素晴らしい。とても、とっても。

それでは。
あなたは、「白菊ほたる」を知っていますか?
白菊ほたるが昨年何位だったか、知っていますか?
そして今年何位だったかを、知っていますか……?

■誰かみたくなろうとして……

不幸を振りまく私と、幸せを振りまくアイドル……私と正反対…。
だからこそ、アイドルにはずっと憧れたんです。とても、とっても…。

これが、ほたるがアイドルを目指した理由です。
そして今は……

クルッと回るたび、新しい自分に変わっていくような気がします。
信じています。
だって…プロデューサーさんが見つけた私だから。

ほたるはまだ13歳。
それでも少しずつ、自分の足で歩き始める準備をしているのだと私は思います。

■舞踏会より煌めく場所

3年前ほたるの動画を作って、投稿してみたことがあります。
今見返してみると、くどい文章や見づらい部分なども目につきます。
ですがそれよりも何よりも。
3年前は白菊ほたるの動画が殆どなかった時代だったんです。
どこかに魅力を伝える場所を作らなければならない。
だから誰かが何かをやるしかなかった。
つたなくても良い。下手でも良い。
手探りでも、何かを作りたかった。

その時の自分の気持ちを込めた、純粋な願いを形にしたそんな10分間です。
内容や閲覧数の割には勿体ないタグ付けを戴けた、私の処女作。

 3年経って時効だと思うので話しますが、このお話が第0話なのは
「これから物語を紡ぐのはあなたとほたるである」
という密かな願いから来ています。
俺たちの戦いはこれからだ、という意思表示だったんです。

■本当の宝物は

白菊ほたる13歳。
趣味「笑顔の練習・アイドルレッスン」。
それは果たして真実なのでしょうか。

彼女は多分、嘘はつかないとは思います。
でも、ちょっと待って考えてみてくれませんか。
本当にそれだけが趣味の人間が存在しうるのか。

そう。それはそれでやっぱり多分、違うんですよ。
笑顔、レッスン、アイドル。

これらは全て、白菊ほたるから失われていたもの。

その全てが、失われていたものなんです。
だから、想い、愛し、大切にしている、と。

今。

彼女を取り巻く環境は大きな変化を見せ始めています。
そこそこ安定した仕事、気のおけない仲間、日々の生活を想う余裕…。

ほたるは平日の美術館が好きです。

ほたるは仲間のみんなと居る瞬間が好きです。

ほたるは人を幸せな気持ちにさせる事が好きな子です。
 

彼女の趣味欄。

私はここに、新たな幸せの証が刻まれる事を切に願い続けています。 

■傷ついて 何度も傷ついて

あなたは「51位」っていう言葉を知っているでしょうか。
悔しさと慰めが混じったこの言葉が、毎年多くのプロデューサーの心を締め付けています。
何が悪いとかじゃない。
勝ちがあれば負けはある。光があれば影はあります。
理屈は単純です。椅子の数は限られているんですから。
プロデューサーはみな、担当アイドルの魅力に対して大なり小なり自信を持っています。
自負はあるのに結果が伴わないのは苦しいものです。

一歩一歩進むしかないと考える冷静な心と。
何故こんなに魅力的なアイドルが世間に受け入れられないんだという憤り。
常に背反する二つの気持ちが、私達の心を灼いていきます。

それでも。
と言い続けている人たちが、この世界には居るんです。
厳しい世界に生きています。
アイドルの世界は厳しい。
日に当たるものだけが全てじゃない。
そんな事を、思い出していました。

■星明かり照らす夜に

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手折られぬ花 特訓エピソードより

豆知識なんですけど、ほたるって実は毎日9時に寝てしまう子なんですよ。
だからこれは冬の日の一幕なのか。
それとも彼岸花の華が咲く9月頃の出来事で。
この時のほたるは滅茶苦茶頑張って起きているのか。
ああ、これは果たしていつのことだったか……。
プロデューサーは脳の記憶を司る部分に局所的な障害が出る事で有名ですし。
ほら、身に覚えとかありませんか?そういう類のあれですよ。これ。

まぁそんな事はともかく。
これは下ばかりみていたほたるが頭上に光る星の輝きに気が付いたっていうお話で。
これも私の大切な思い出です。
儚い笑顔が最高にかわいいなって、思いませんか?
なんだか親バカっぽくてごめんなさい。

■守るべきは過去じゃない

そういえば。
私がアイマストドンに良く出入りするようになって、そろそろ1年半経ちます。
思えばお邪魔した当初はこれまた白菊ほたるは殆ど知られていなかったですよね。
まずは知ってもらう事から始めなければならないと考え、夜な夜なハッシュタグを付けて紹介文章を投下し続けたものです。
幸いマストドンは1投稿の限界文字数が500文字もありましたので、工夫をする甲斐がありました。

 今ではほたるはアイマストドンでそこそこの市民権(?)を得ているのではないかと感じています。
みんなほたるの事をそこそこ以上に気に入って、かわいいなって思ってくれているのではないかなぁ。
とてもありがたい事です。

でも。

これからもほたるの魅力を伝えるべく何らかの新しい試みを続けていかないといけないよなぁ……とも考えています。
今の所はあまり思いついていないのですが、何か新しい角度からアプローチ出来ないものかと作戦を練る日々であります。
何卒温かく見守っていただけると嬉しいです。

■だって譲れない夢があるよ

今年の総選挙。
白菊陣営のスローガンは『夢も奇跡も本物に』。
白菊ほたるの夢はトップアイドルになること。
でもそれは真の意味で奇跡だったのでしょう。

壁は高く、道は険しい。
色々な方々に助けてもらい、応援して戴いて。
必死過ぎると後ろ指を指されることもありました。
それでもなりふり構わずに呼びかけを続けていきました。
国境の壁さえ飛び越えて、どこへでも、本当にどこへでも訪れました。

そういえば今年の期間中にも海兎さんやその他の方々の力を借りて、
www.nicovideo.jp

紹介の為の動画を完成させています。
過去の経験を活かし迅速に組み上げられたそれは、
中間発表の結果を受けた路線変更を挟みつつも、なお製作工数約6人日。
仕事が忙しい中でもほたるの為に動きたいという執念を燃やした結果だったと思います。

やれるだけやったっていう免罪符が欲しいだけなのかも……。
これはほたる自身の言葉。
しかしこの台詞には続きがあります。

でも、最後まで……。

諦めない。諦められない。
特技名は「諦められなかった夢」。
私達は諦めない。絶対に。

■ガラスの靴は イミテーション

私とほたるの出会いはヴォヤージュ・ブレイバーというカードでした。
特訓前が闇騎士,特訓後が聖騎士のそのカードは、イラストの出来栄えがとても良くて。
当時の私の眼を強く惹きつけました。
闇騎士の写真を見て、なんて凄い演技をする子がいるんだ。
この子は凄い。素晴らしい素質に溢れた子だ。
間違いない。トップアイドルになる。
そう思って、名前を調べてその他色々な事を調べていったのを覚えています。

私もびっくりしました。
13歳?事務所倒産!?不幸アイドル!?!??
なんだこれは……。
素顔の方が闇騎士だって……?
そんな子がいるのか。
夢……トップアイドル……。

そうか。そうなんだ。
私はこの子を担当するんだな。
まさにティンときた瞬間でした。

それが今はどうでしょう。
彼女は一人で、いや仲間のみんなと共に歩き始めようとしています。

独り立ちを見送る親の気持ちってこんな感じなんでしょうか。 
ガラスの靴、偽物ってのは言い過ぎかもしれません。
でも、間違いなく依存ではなくなっているでしょう。
確かな一歩を積み重ねて、ここに来た。
とても感慨深いものがあります。

余談なのですが、ほたるの誕生日って亡き母の誕生日と同じでして。
ほたるの誕生日にびっくりしたプロデューサーさんってのは、流石にそう多くはないんじゃないかな……とは密かに思っています。

■お仕着せの幻想捨てて 新たな地平へと飛び出そう

走馬灯を見ました。
この記事って時系列が割と滅茶苦茶で少し読みにくかったと思いませんか?
ここまで付き合ってくれてありがとうございます。
でももう、まさにこんな感じで。
そうです。私は今、まさに。

6thライブの時の話をしています。

もうご存じだとは思いますが……
私の担当アイドル「白菊ほたる」がCDデビューすることに決まりました。
過ごした時間が長くなればなるほど、想いというものは降り積もっていくもので。
この記事の10倍、いや20倍というような情報の渦が私の中を駆け巡っていきました。
もう色々と無理になってしまって、その後の歌*1を見ることは出来なかったです。

ゲームでのシーン、現実での活動……。
初めてのドキドキ。手探りの探求感。
楽しかったこと、苦しかったこと。
あれもこれもそれもどれも。
全部、私の思い出で。
全部、ほたるの思い出で。

これまでのこと。
これからのこと。

過去と現在と未来と。

そういうものが奔流となって、目の前の世界を塗り替えていくのを感じました。
発表画面っていうのは、経験上画面に映っているのは1~2分ぐらいじゃないでしょうか。
多分、今回もそんな所だったんでしょうね。

でも、永遠かなって感じてしまいました。
あの日は人生で最高の日だったって言っても。
何ら恥ずかしくないって、そう強く感じています。

■ロードマップは壮大でいい

でも夢はトップアイドル。それに変わりはありません。
過去は守るべきものではなく、足場となるべきもの。

彼女が夢を諦めない理由はたぶん。
それが白菊ほたるの存在証明だからなのではないか、とも思います。
不幸な自分でも、無価値などではないと。
これからも挑戦・冒険を続ける彼女は、心の中でそう叫び続けるでしょう。

その先に待つ未来が輝かしいものであるよう。
どのような過程であっても選択できるように。
私は絶えず準備を怠らずに参りたいと改めて思っています。

でも今は祝いたい。
いやいや。これからもずっと。
ほたるの顔がにやけてどうしようもなくなるぐらい。
それぐらいたくさん、たくさん褒めてやる。
覚悟しろ。容赦はしないぞ。

これは凄い事だ。とても凄い事なんだ。
だから。
だから何度でも祝おう。 

ほたる、CDデビューだ!
歌だぞっ!!
お前の好きな、歌が歌えるんだ!!!!

本当に。
本当におめでとう!!
CDデビュー、おめでとう!!
来年はライブにだって出られるかもしれない!!

お前の好きなダンスのレッスンも!
演技の練習も!!
全部現実のものになる!

そうだ。
光る舞台に立って。
お前が!お前が主役の瞬間が来るんだ!!

指をくわえてみていたよな。
主役になりたいって、ポツリとこぼしていたじゃないか。
ごめんな。耳ざといから聞いていたんだ。
その時その瞬間から、いつか叶えてやりたいって。
ずっとそう、思ってた!!

スポットライトが差す舞台に……。
そうだ。
ほたる、お前が立つんだよ!!

これが。これがはしゃがずにいられるか!!
すげえ!すげえよ!お前は凄い!!

さぁ、何度でも祝おう。

ほたる、CDデビューおめでとう!!!!
本当に、本当に、おめでとう!!!!!!!!

*1:GOIN'!!!

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