アニメ「アイドルマスターSideM第7話」を見ました。その感想など。

はじめに。

こんばんは。

アニメを見て感じた事を述べたいのですが、実は述べると1行で終わるんですね。

「Wというユニットの今後の活躍が、私!気になります!」

以上です。

忙しい人は多分これ以上読まなくて大丈夫です。

でもこういう風に感じた理由をここから下に綴ったので、良かったらどうぞ、ぐらいの気持ちですね。よろしくお願いします。

 

  

あ、今更ですが「アイドルマスターSideM」というアニメについて簡単におさらいというか現時点での僕の認識をまとめておきます。

・元〇〇(任意の職業)の男の人(男の子)達が……

・何かしらの理由<ワケ>あって……

・アイドルを志す事になり……

・なんかすげー頑張る!

といった感じのお話です。見たことない人でもきっとこれで大丈夫! 

 

理由あって

応援したくなった理由を語るにはまずは少しだけ自分語りが必要です。

前提条件的なソレです。さて。

私は若干年を取ってきてしまった事もあって、最近自分の趣味趣向などを見つめ直す事が多くなってきたように思います。これまで生きてきて、数々の物語やそれを構成する台詞、キャラクター達に触れさせて頂き、その度に沢山の"好き"に遭遇しました。

そして 私が好きになるキャラクターや台詞にはだいたい幾らかの法則がある事がこれまでの傾向から分かってきたんですね。

それは"諦めない事"。

でも諦めないという状況は、裏を返せば何らかの苦難に立たされている事を意味しています。

「男向きの物事なのに私は女だから」とか「病気で思うように体が使えない」とか「家柄のせいで困難に囚われている」とかとか。

もう理由なんていくらでも考えられると思うのですが、そのような状態にいるからこそ、"諦めない"という属性が光ってくるのです。

そう、メタ的に言えば演出の為にみな不幸です。すべからく不幸で、運が悪く、状況や噛み合わせが悪い。物語の為に。演出の為に。みな、報われない状態にあるのです。

 

翻って。実際の世界。現実の世界では、どうにもそういう状況になると如何ともし難く、事態好転の為に相当のパワーが必要となります。むしろどうにもならない事こそ大半でしょう。お金等の生活リソースが沢山ある場合を除けば。だいたいそういう物のうちの幾らかが欠落しているからこそ大変な事になっている訳なんですけど……。

っと。そしてどうにもならなかった時、世界が私達に如何に無関心で冷たく、理由もなく無慈悲であるかを知る事になるかと思います。いやまぁ、知らなくていいと思います。

 

でもフィクションの世界にはある種の安心感があります。

大半の物語には理由がついて回るからです。

理由というのは読者・視聴者・応援している人を納得させる為に設定されます。

説得力を持たせる、というやつです。

 

『お話の中でくらいハッピーエンドが見たいじゃないですか。

 ……辛いのは、現実だけで十分です。』

これは昔出会ったとある女の子の言葉からの引用です。

僕も、そう思います。

諦めない子が報われたら嬉しい。

頑張っている所を応援するのが好き。

つまるところ、そういう事なんだろうと思います。 

 

まぁ物語はハッピーエンドだけではありませんが、でもだいたいそんな場合でも失敗の過程やなんで失敗したのかが描かれるのです。安心。納得。

私、だいたいそんな価値観を持っています。

本題!

ごめんなさい。思ったより前置きが長くなってしまいましたね。

アニメの話をしようと思ったんでした。

私はSideM全然詳しくないんでキャラの名前と顔が一致しない部分とかも残念ながらまだあるのですが……見たお話についてあれやこれや話すのは大丈夫なのではないかと思います。

とにかく。第7話はとある双子のお話でした。

 

その双子はプロサッカー選手でした。

相性ばっちり、チームワーク抜群のチームメイトであり、兄弟。

兄はアグレッシブで好奇心旺盛。

弟は兄を抑えるクールなストッパー役。

そんな雰囲気を与える冒頭でした。

劇中弟が幾度となく

「俺が兄貴を支えないとな」

みたいな感じの事を言っていたのを記憶しています。

 

 でもある日、兄が脚に致命的な怪我を負い、もう二度とピッチに立てなくなってしまう。

そんな物語がじわりじわりと展開されていきました。

回想シーンで幼い頃のサッカーの練習風景が描写され、

「俺とお前ならプロにもなれる。ずっと一緒に頑張ろう」

って、そこで弟に兄貴が言ってたんです。

(ずっと一緒にって言ったじゃないか……)

と、弟の中で揺れる想い

 

紆余曲折あって、兄はこのあと弟をアイドルの道へと誘います。

ずっと一緒に。って。また兄の方から。

一緒じゃないと意味がない。やってる理由が破綻する。

弟にはそういう脆さがあったみたいです。

あぁ、完全に逆でした。兄が弟を支えていたんだ、と。

この時、なるほどなぁって思ったんですよ。

 

7話というと丁度プロローグが終わり、これからこの兄弟を含めて登場キャラクター達はきっと新たな試練に立ち向かわなければならないと予想されます。

その時、内面の深い部分で歪な関係性を持つこの兄弟が、どのような壁にぶつかり、そしてどういう風に乗り越えていくのか。私はこの時フィクションという安心感にもたれかかりながらも、大変楽しみになったのです。

仮に。

弟の方がアイドル出来なくなる事故に見舞われてしまって兄弟の立場が逆になった時にどうなってしまうのか、とか。

二人一緒にという生きる理由を諦めなかった彼らが、この後どのような生き様を見せてくれるのか、とか。

本当に、楽しみになりました。

私が彼らを応援したい理由がそこにあります。

おわりに

アイドルマスターSideM、とても面白いですね。

長くなりましたが、最後にその兄弟アイドルの名前を紹介して筆をおこうと思います。

 

・蒼井悠介(兄)

 座右の銘:全力疾走!いつだって本気だぜ!

 キャッチ:神に愛されたカリスマ!"天才"元・サッカー選手現る!

・蒼井享介(弟)

 座右の銘:大胆不敵、とか、いいんじゃない?

 キャッチ:伝説のトリックスター"頭脳派"元・サッカー選手現る!

ほほぉ~なるほど~。(今調べた)

 

二人で「W」(ダブル)というユニットを結成します。

イメージカラーは黄色らしいです。

蒼井のに黄色なんですねぇ。

 

Wの今後活躍が今から楽しみです。

おわりだよ。(o・▽・o)

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