紅 -シンデレラ7th大阪公演 ライブレポート-

ヒャーッハッハーーー!
そう、コレッ!
これだぜぇええええええええええッ!!!!!!!!!!!!!

この度縁に恵まれた私は2月15日と2月16日に行われた、
THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 7thLIVE TOUR
Special 3chord♪ GlowingRock!

に両日現地参戦する事となった。

私は白菊ほたるのプロデューサーをしているが、元々神崎蘭子と星輝子が好きである。
表立って自己紹介する時は大抵「白菊ほたるのプロデューサーをしているまつたけんです。」と名乗る。
人に覚えてもらう際に必要なのは私の個人的な趣味嗜好ではなく、まずは自分が何者であるかの表明が先ではないかと考えているからだ。
当然ほたるも好きだが、そういう話ではなく。
そして、今回はそういう普段は言わない私の趣味嗜好について少し話そうと思っている。

私は神崎蘭子と星輝子が好きだ。
あの子たちが変身するその瞬間がたまらなく好きだ。
舞台に上がってモノを降ろす時の一瞬の間が好きだ。
静から動に切り替わるあの躍動感が好きだ。
生きているから変化がある。
間違いなく彼女達は生きている。
本当に素晴らしい。
かわいいとかかっこいいとか、そういうベクトルの話ではなく私は彼女達の有り様が好きなのだ。
どうしようもなく、どうしようもないほど、私は神崎蘭子と星輝子が生きている事が好きなのである。

今回のライブで割り当てられたテーマとシンデレラガールズに存在する楽曲を考えたとき、
こう言っちゃあなんだが、神崎蘭子と星輝子の大活躍は最初から確定していたと言って良い。
人選から既に勝利していた。
ただ今思えば、この予想は誰にだって出来る陳腐なものだ。
だから私は2日間を通じて予想の遥か上を越えていく最高度の興奮を与えてくれた、ライブ関係者全てに感謝している。
私はこのライブを生で体感する事が出来て非常に嬉しく思っているし、本日Day3が存在しない事を大変寂しく思っている。
少なくともGlowingRock!は私にとっては大成功だった。
こんなに私の心を揺さぶり興奮させたシンデレラガールズのライブは今までなかった。
他の人の事など知らん。知らんが、でも世界を見渡してみるとなんか反響は凄そうだ。
凄いライブだった。まつたけん特攻のライブだった。
幸せだ。
神崎蘭子の1ファンとして、星輝子の1ファンとして参加して。
これよりも良い体験をすることなど向こう十年ないのではないか。
期待する全てが揃い、期待を全て乗り越えて、身体を震わせ、心までをも動かした。
全く過言ではない。

チケットの連番相手として私を選んでくださった友人並びに、宿の手配を行ってくださった友人にも、
改めてここに多大なる感謝の念を著すと共に、2日間の興奮をいくらか書き殴っておく所存である。

ヤバい

お前ら全員、かかってこいやぁあああああああああああ!!!!

ガールズ・イン・ザ・フロンティアからUnlock Starbeat。
そして開幕の輝子の挨拶を皮切りにLunatic Showが続く。
いきなりの出番だ。
Lunatic Showではオリジナル版のやりとりが舞台で行われる。
コレだぜぇえええええ!!って叫びたいのはこちらも一緒である。
次に美に入り彩を穿つのイントロが聞こえた瞬間、このライブは頭がおかしい*1ライブなのだとハッキリ理解した。
そもそも初手ガールズ・イン・ザ・フロンティアとはなんなのか。
頭がおかしい。頭がおかしくなっている。
これは合計種族値600*2の楽曲と準伝説以上*3の楽曲しか存在しない完全なる厨パだ。
ここから全部フルスロットルで、全部出して、全部で殴る。
ここまでで既に、そう言っている。

オリジナルアレンジの曲が出る。
新曲が出る。
未披露の曲も巧く回収する。
舞台には火柱が立つ。
新しい仲間も登場する。

これは。これは、なんなのだ。
なんという密度。なんという世界。
驚きが驚きで塗り替えられる感覚。
1秒たりとも見逃せない。
そんな夢のような空間がそこにはあった。

とてもヤバい

ガールズ・イン・ザ・フロンティア
Unlock Starbeat
Lunatic Show
Frost
PANDEMIC ALONE
夢幻ノ救憐唱 ~堕チル星ノ調ベ~
双翼の独奏歌
毒茸伝説
∀NSWER
EVERMORE
TRUE COLORS
お願い!シンデレラ

書いてて眩暈がする。
言わずもがな、これらは今回の2日間を通して蘭子と輝子が披露した楽曲たちだ。
楽曲名が個性的過ぎて分かりやすいのが今思うとなんとなく可愛いな。
今も目を閉じれば一面の青紫色と一面の紅色が幻視出来る。
ただ、意味はわからない。
PANDEMIC ALONEを歌ったからDAY2は大人しいんじゃないのか。
DAY2での挨拶はOFF輝子だったじゃないか。
その枠で救憐唱を披露して私を刺したのだろう。
ならなんで毒茸伝説が出て来るんだ。*4

改めてセトリを見直して驚愕したのはやはりDAY2の最後の部分だ。
∀NSWER歌って一度掃けたのだろう。
なぜTrinty Fieldが輝子の化粧直しとかセッティングの為の時間としても機能しているんだ。
あの、トライアドプリムスだぞ?
あの、Trinty Fieldなんだぞ?
披露される全ての楽曲が最終ブロックを飾るに相応しい楽曲たちばかりの中で、
さらにこの曲は一段上の別格じゃないか。
かつてその素晴らしきハーモニーで会場を魅了し、皆を感動させたTrinty Field。
あれは大魔王ポジションだろ。絶対倒せない、みんな死ぬ、本来そういうヤツなんだぞ。
じゃあ、なんでその後にたった一人で立ってるんだよ。

ステージの真ん中で。
そうやって嬉しそうにさ。
震える手。震える声。
この場で独りで立って歌える曲はもう、本当に1曲しか残されていないじゃないか。
そんなバカな事ってあるか?
夢は見たさ。
そりゃあ期待もした。
でもそれは言うだけタダだから言う、大人の期待。
言い換えれば諦めにまみれた幻想だったはずだろう。
しかし演奏されているのは、ほとんど誰でも知っているあのイントロなのだ。
赤のサイリウムで×マークが幾つも出来る。

そして私の大好きな、溜めからの解放。
静から動に移りゆく、その瞬間が来てしまった。
ふふっ……ふふふ……。
覚悟を決めて、変貌する。

く・れ・な・い、だぁああああああああああああああッッ!!!!!

いけええええええええええッ!!燃やせぇえええええええええええええええ!!!!!!!!
私の叫びに呼応するかのように上がった火柱を見て、私は私がおかしくなることを許可したのだった。

ヤバかった

松田颯水さんがパンフレットに記した、
「あなたが演技を担当されているアイドルの輝いている所はどこですか?」
という質問に対する答えが好きだ。
内容は書かないけど、好きだ。
それさえも∀NSWER。

輝子、好きだ。
毒茸伝説披露する日に雨が降って不快指数高まってきてんのも、おあつらえ向きかよって感じだ。
蘭子も好き。
だってめっちゃキレがよかったもん。
MCになって内田真礼さんに戻ると饒舌に喋れなくなるとこ好き。
蘭子そういうとこある。そういう変化が好き。
パンフレットに書かれていた、蘭子が降りてくるので緊張っていうのは全然しないんですよ。っていう関係性も好き。
輝子好き。
PANDEMIC ALONE好き。
紅好き。
普段は意外と心優しい、大人しい感じなところも好き。
そういう変化が好き。

生演奏って、音の振動を直に感じる事が出来るっていうのがポイントの1つだと思う。
それを体感出来て、凄く嬉しかった。
その環境で彼女達の楽曲を、そして魂を感じる事が出来て、凄く嬉しかった。

僭越ながら、今回の大阪公演「GlowingRock!」に勝手に点数を付けたい。
これは100点満点だが、かなり私見が混じっている。
それでも、敢えて言おう。



今回のライブは10000点であったと!!

*1:褒め言葉

*2:強い

*3:とても強い

*4:意味を知ったら泣けてきた。この松田颯水さんのブログを読んでくれ→https://gamp.ameblo.jp/7-16r17s/entry-12576149080.html?__twitter_impression=true

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